フリーランスにWeb制作を依頼するポイント

最終更新日 2020/10/01
フリーランスにWeb制作を依頼するポイント

近年、フリーランスとして個人事業主などでWeb制作を請け負う制作者の方が増えてきています。制作会社やフリーランスのデザイナーといった多様な業態の制作者との関係はWebサイトを制作、運用を進めるにあたり、様々なケースでプラスに働きます。 今回はフリーランスの制作者に依頼する際のポイントをご紹介します。

フリーランスにWeb制作を依頼するポイント

フリーランスへのWeb制作の依頼について

スキル、経験が一致するフリーランスが見つかれば、とても力強い味方になってくれます。特徴、注意点を知って、より良い制作、運用体制を構築しましょう。

フリーランスにWeb制作を依頼するメリットデメリット

Web制作会社と比較するとフリーランスのメリット・デメリットは顕著に表れます。フリーランスにウェブ制作を依頼した場合のメリットとデメリット、そして、依頼時に気を付けた方が良いポイントをまとめました。それぞれ紹介します。

メリット

安い可能性がある

個人でWeb制作を請け負っている方は、自宅、シェアオフィス等で働いていることが多いです。そのため制作会社に比べて設備費や人件費がかかりません。結果、費用が安くなる可能性があります。その上、その人の経験やスキルによっては制作会社やWeb制作会社と大きく変わらないため、費用対効果が良い場合も多くあります。
 
制作会社とフリーランスのWebサイト制作における相場が気になる場合、下記リンクの記事が参考になります。こちらもご覧ください。
<Webサイト制作の相場~サイト規模と種類別にご紹介>
https://goodproductionsjp.com/posts/website-guide/web-market-price/
 

スピーディー

Web制作会社とは異なり、社内の調整や事務手続きなどの業務が少ないことから、納期が速くなる傾向があります。1人で担当する場合、クライアントとの直接的なやりとりも制作もその1人が担当します。そのため、制作に関する疑問点をその場で解決でき、対応も早いです。
 
 

デメリット

リソースのバックアップが必要

フリーランスに頼んだ場合、その人の代わりがいないためバックアップをとる必要があります。発注先のフリーランスと連絡が取れなくなる可能性もゼロではないので、社内外でバックアップ体制を検討しておいたほうが良いでしょう。
 

大量の作業が困難

フリーランスは作業がスピーディとはいえ、大きなWebサイトを制作する場合、困難になる可能性があります。作業が追いつかないような大規模なサイト構築には向いていません。フリーランスに発注する際にはサイトの規模観も考慮すると良いでしょう。
 

依頼ポイント

小規模なサイトを一貫して依頼する場合で、スピードが問われたり、予算に限りがある場合フリーランスの良さが発揮されることがあります。しかし、予算や時間に余裕がある場合はWeb制作会社に依頼する方が無難です。Web制作会社依頼する際は、制作して欲しいサイト規模と期間や予算を含めて検討しましょう。

フリーランスに依頼する流れと探し方

まず、フリーランスを探す上で依頼作業とスキル要件の決定をしておきましょう。フリーランスの方にどんな作業を依頼するのか、その作業にはどのようなスキルが必要なのかを調べて決定しておく必要があります。その後の、フリーランスの探し方と依頼方法を紹介します。

クラウドソーシングサービスで探す

クラウドソーシングとは、インターネット上で不特定多数の人々に業務を委託してサービスやアイデア、コンテンツを取得するプロセスのことです。クラウドソーシングをするために企業と不特定多数の人々を繋ぐサービスを、クラウドソーシングサービスと呼びます。クラウドソーシングサービス利用するメリットとデメリット、実際のクラウドソーシングサービスを紹介します。

メリット

たくさんのフリーランスと接触できる

クラウドソーシングサービスを利用すると、自力でフリーランスを探すよりも多くのフリーランスと接触することができます。フリーランスの知り合いがいない場合や、早急にフリーランスと接触したい場合クラウドソーシングサービスは有用です。
 

価格が安い

クラウドソーシングを利用する最も大きなメリットです。クラウドソーシングはWeb制作会社と差別化を図るため、制作会社よりも安くできるという訴求を行う場合が多いです。そのため、低価格で案件を請け負うフリーランス等が多数存在しています。安価で委託することができる特徴があります。企業で正社員を雇うと固定費がかかりますが、クラウドソーシングであれば、一切かからないことも大きなメリットです。
 

素早く発注が可能

本来であれば発注する際にはまず、Web制作会社を探す必要があります。依頼する仕事内容に対応できるか見極める時間が必要です。しかし、クラウドソーシングサービスを利用することで、依頼を掲載すると対応可能なユーザーが応募します。自分から探す必要がなくなり、素早く発注することが可能です。
 

決済や連絡の手間が少ない

決済は予め金額を決めておき、承諾した人が案件を請け負いクラウドソーシングサービスを介して決済が行われるのでやりとりを少なくすることができます。また、個人とのやりとりのため、連絡するにしても返答が早くなるという特徴があります。

デメリット

スキルにばらつきが大きい

クラウドソーシングサービスには誰もが登録できます。そのため、登録している人は初心者からベテランまで幅広いです。技術力も差が大きいので、見極める技術も必要になります。求める成果物を得られるように、プロフィールや実績を確認して依頼しましょう。
 

手数料が発生する

クラウドソーシングサービスを利用し、発注者には手数料がかからない場合が多いです。しかし、受注者には報酬の5~20%(クラウドソーシングサービスによる)が手数料として発生しています。それも考慮して報酬を決定する必要があります。
 

クラウドソーシングサービスの紹介

現在、インターネット上ではクラウドソーシングサービスが多数あります。それぞれ特徴があります。その特徴を押さえながら紹介します。
 

クラウドソーシング名 説明
クラウドワークス
https://crowdworks.jp/
業界No.1のユーザー数約300万人を誇るクラウドソーシングサービスです。実績も多く、発注からの応募まで早いです。登録者のプロフィールに稼働時間が示されているので、案件を発注できるかどうか見極める目安になります。
ランサーズ
https://www.lancers.jp/
業界の中では最も歴史があるクラウドソーシングサービスです。業界最多の24万社の企業が利用しています。会員から詳細な検索をかけることができる特徴があります。受注件数や評価が高いプロワーカーも3,000人以上在籍しています。他サイトと比較してデザイン業務を専門とする方が多いという傾向があります。
ココナラ
https://coconala.com/
知識とスキルと経験を売買できるクラウドソーシングサービスです。特定の個人に案件を依頼するという形になっているため、依頼する人を自分で探す必要があります。ココナラのアプリの評価も高く、スマホでも操作しやすいため、初心者が利用しやすいクラウドソーシングサービスです。

フリーランスの紹介業者に依頼する

フリーランスに依頼する方法として紹介業者に依頼するという方法があります。紹介業者に依頼した場合、依頼内容に応じて登録しているフリーランスを紹介してくれます。契約方法は大きく二通りあります。それぞれ代表的な紹介業者も含めて紹介します。
 

直接契約

フリーランスと直接契約できる方法です。紹介業者には月単位で費用を払い、フリーランスを紹介してもらいます。依頼内容にあったフリーランスが見つかれば、契約を結び報酬のやりとりも直接行うという特徴があります。そのため、お金の流れがオープンです。
 

代表的な紹介業者

サービス名 説明
PRO sheet
https://prosheet.jp/project/
企業は月額を支払うことで、フリーランスを紹介してくれるサービスです。人材の稼働日やプランによって金額が変動します。

 
 

派遣会社、委託業者と契約

派遣会社や委託業者が企業とフリーランスの仲介になって契約するものです。そのため、フリーランスと契約上の直接的なやり取りはありません。雇用関係はあくまでも派遣会社、委託会社と成り立ちます。
 

代表的な紹介業者

サービス名 説明
ランサーズエージェント
https://lancersagent.com/
エンジニア・デザイナー・PM・マーケター・Web・業務系の仕事紹介サービスです。常駐できるフリーランスの紹介をすることで、企業の組織構築を支援しています。契約内容や手数料を、クライアントと人材に開示して透明性のある契約を実現しています。テレワーク人材も紹介することができます。
レバテッククリエイター
https://creator.levtech.jp/
Web・ゲーム業界のクリエイター専門エージェントです。正社員や、派遣、フリーランスなど様々な契約形態に対応しています。常駐方フリーランスを中心に紹介しています。

SNSで探す

SNSを使用すれば、費用を出さなくてもフリーランスを見つけることができます。SNSの中でもTwitterが有力です。Twitterは簡単に複数のアカウントを作ることができ、拡散力も非常に高いです。こんな仕事があると呟くだけで応募が来る場合があります。SNSの中でもTwitterは最も利用されており、フリーランスを見つけるにも有力です。

フリーランスを見極めるポイント

フリーランスに依頼する場合、スキルの見極めが非常に大切になります。見極められなかった場合、成果物のクオリティが下がったり費用がかさむ可能性があります。依頼できるかどうかフリーランスを見極める際に参考にしてください。

人柄が合うかどうか

仕事をしていく中で、コミュニケーションをとる機会は必ず出てきます。コミュニケーションが取りにくい場合、成果物のクオリティが下がる可能性もあります。ストレスなく業務を進める上でも人柄が合うかどうかはポイントになります。
 

ポートフォリオのチェック

フリーランスを見極めるためには、実績を確認することが大切です。ポートフォリオを見ながら、ヒアリングを重ねると良いです。また、これまでの業務形態の質問や、経歴を聞いてチェックすることが大切です。細かいチェック項目を紹介します。
 

フリーランスまでの経歴

制作会社の経験を経てフリーランスになっている場合
多種多様な業種に対応することに慣れているため、ある程度の要望にあわせてデザインやコーディングの対応ができる可能性が高いです。
 
事業会社の制作担当者を経てフリーランスになっている場合
制作バリエーションとしての経験は多くないです。特定の業界業種に特化している可能性があるため、自社とマッチするかが重要となります。プロジェクト開始する際のラーニングコストが高くなるケースもあるので注意しましょう。マーケティング部署と連携した業務経験があれば、制作作業だけでなく、マーケティング視点からの提案もいただける可能性もあります。
 

制作実績と対応領域

実績を見る際にサイトを見るだけでなく、「サイトのどの領域を担当したのか?」「どの様な考え方で作業を行ったのか」をヒアリングするとその人のスキルがよく分かります。回答でよくあるケースを紹介します。
 

よくあるケース

サイトのテンプレートは上司が作成し、量産部分を担当
テンプレートを設計する経験と実力はない可能性があるため、0からサイト構築の設計ができるかの確認が必要です。
 
ベースデザインからすべて担当しているが、デザインコンセプトの意図が不明瞭
コンセプトや細かなデザイン指示を別のアートディレクター職などが行ってるケースがあります。その場合は、コンセプト設計やビジュアルの企画の経験や知識の確認が必要です。

まとめ

フリーランスにWeb制作を依頼すると費用が安くなる可能性がある等メリットがたくさんあります。クラウドソーシングサービスによってフリーランスと出会う方法も多様化しています。しかし、フリーランスを見極めていない場合、成果物のクオリティが低くなったり費用が高くなる場合があります。フリーランスにWeb制作を依頼する場合は、見極めるポイントを押さえましょう。この記事を参考に依頼してください。

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