Webサイト制作、ホームページ制作時に適したWeb制作会社の探し方と選び方

最終更新日 2020/09/29
Webサイト制作、ホームページ制作時に適したWeb制作会社の探し方と選び方

Webサイトの運営を担当されている方の中には、「どのWeb制作会社に発注すればいいかわからない」「どのように制作会社を探せばよいかわからない」などの悩みを持たれているかたもいらっしゃるのではないかと思います。 今回は制作事業を行っている知見を活かして、全国に1万社以上あるWeb制作会社の中から最適な発注先を選ぶための4つのポイントをご紹介します。

Webサイト制作、ホームページ制作時に適したWeb制作会社の探し方と選び方

【前提条件】プロジェクトに必要な条件をまとめる

問い合わせをしたいWeb制作会社を選ぶこと自体がとても大変ですし、発注しないWeb制作会社とのやり取りはできるだけ減らしたい。
では、どのようにすれば最低限の問い合わせ数にできるのでしょうか?
まずは前提条件となる発注側の準備からご紹介いたします。

必須条件・希望条件をまとめて選定基準をつくる。

まずは、プロジェクトの内容を整理し、どのようなWeb制作会社に発注したいのか条件をまとめてみましょう。

たとえば、制作するサイトの目標や課題をクリアするために必要な条件として、過去の制作実績や担当者のスキル・経験などをまとめ、それぞれに必須・希望など優先度を決めます。
選定条件が明確であれば、迷うことが少なくなるため選定の手間を省くことができます。

選定条件のまとめ方については、「Webサイト発注の進め方」ページで詳しく記載しているのでこちらをご覧ください。

>Webサイト発注の進め方

1.Web制作会社の種類と傾向を知る


Web制作を行っている会社はとてもたくさんあり、それぞれに特徴があります。
Web制作会社を探す前に、各Web制作会社の特徴を知り、どのような企業に発注をするのかイメージを固めましょう。

制作事業を行っている事業者ごとの特徴をまとめてご紹介します。

大手広告代理店


予算が潤沢にあり、CM等の広告から一気通貫で発注をするのであれば、広告代理店への依頼は利点が多いでしょう。
ただし、実際のWebサイトの制作は外部に発注しているケースがほとんどなので、プロデューサーやディレクターの実力をしっかり見極めましょう。

【POINT】
全体のコミュニケーション戦略立案部分から様々な媒体への対応など一気通貫で対応。
制作部分は各専門のプロダクションに依頼している場合もあるが、おおむねプロデューサーやアートディレクターが管理監督することになります。これにより、一貫した方向性を保ち高い品質を担保できるメリットがあります。

クオリティ:一気通貫して高い品質の提案・制作が可能
コスト:費用は高め 数千万~
スピード:小回りスピーディーな対応は苦手な場合もあり

Web制作会社

一概にWeb制作会社と言っても会社規模や得意領域といった特徴があります。プロジェクトに合わせて選びましょう。

大手のWeb制作会社


大手のWeb制作会社であれば、高い水準のWebサイトの制作が可能です。ただし、予算が少ない場合や条件が合わず依頼できないケースがあるので注意が必要です。

【POINT】 
デジタルマーケティングの戦略から一気通貫で対応可能なケースが多い
デジタル部分であれば広告出稿やSEO対策、コンテンツ作成といった周辺領域の業務も依頼できるメリットがある

クオリティ:一気通貫して高い品質の提案・制作が可能
コスト:費用は高め 数千万~
スピード:小回りスピーディーな対応は苦手


中小規模の制作会社-社員数100名以下の会社


Web制作において一気通貫して対応可能なケースが多く、一部の領域(UIやUX・システム開発)などに特化した強みも持っている企業が多い。Web制作会社の得意分野と対応してもらいたい領域が一致するのであれば費用対効果は高いでしょう。

【POINT】
ある程度の物量もカバーできる。企業TOPは優秀な人が多い傾向(大手のトッププレイヤーが独立したなど)があり経験豊富。一方、現場のプレイヤーはそのWeb制作会社の得意領域に特化した人材が多い傾向。担当者を指名した上で依頼できる場合もあるので、有力プレイヤーは指名してみるとよいかもしれません。

クオリティ:専門領域においては高い品質の提案・制作が可能
コスト:費用は一般的 数十万~ 幅広い
スピード:企業体制によるがスピード感のある対応も可能なケースも多い


Web制作系フリーランス


会社に属さず個人や小規模法人や個人事業主でチームを作っている業態です。Web制作会社から独立したり、独学で開業されている場合など経験スキルも千差万別のため、しっかりとした見極めが必要です。
また、1人で対応していたりする場合は、作業可能な時間が限られるため大規模なプロジェクトの発注にはリスクが伴います。一方スピードやコスト部分においてはメリットが高い場合もあるので、発注内容も精査することがポイントです。
  
【POINT】
経験豊富で、特定のスキルのスペシャリストであれば大手企業に発注する場合と遜色のないクオリティで製作可能なフリーランスの方もいます。

クオリティ:個人のスキルに依存し千差万別
コスト:個人のスキルに依存し千差万別
スピード:リソースが枯渇しやすいため、その場合はスピードが鈍る可能性も


システム開発会社


システム開発を主軸としている企業で、システム開発も含め一気通貫してWeb制作を請け負っているシステム開発会社も存在します。基幹システムと連携が必要なサービスサイトの開発などではスムーズな制作が可能になります。一方、コンテンツやデザインなどの情緒的な表現が不得意な場合は、デザイン会社や編集プロダクションとの連携の検討が必要です。

【POINT】
クオリティ:システム周りに関しては安心、そのほかの領域は注意が必要
コスト:システム規模によるがWeb制作部分は高くもなく安くもないケースが多い
スピード:小回りスピーディーな対応は苦手な傾向がある


編集プロダクション


出版社やメディア企業などから受託して雑誌やWebサイトといった媒体へコンテンツの企画、編集、制作を本業としているためブログやオウンドメディアをスタートする場合は最適です。
ただし、デザインやシステム開発のメンバーをそろえていない場合もあるのでWeb制作会社やシステム会社と連携することも検討が必要です。

【POINT】
運用として、更新作業もまとめて対応してくれるのか役割分担をしっかりと決めておくこと
クオリティ:コンテンツに関しては安心、そのほかの領域は注意が必要
コスト: Web制作部分は一般的
スピード:システム部分の対応は苦手な傾向がある


印刷会社系


大手印刷会社のデジタル部門などは、大手の広告代理店やWeb制作会社と同等のスキルと実績を持ち合わせている場合もあります。
印刷系の媒体と同時にプロモーションを行う際は、まとめて対応可能など柔軟な対応が期待できるでしょう。一方、小規模な印刷会社の場合は、リソースの規模や人員のスキルに注意が必要です。
また、印刷物とWebサイトのデザインルールは大きく異なります。うまく表現やデザインデータを流用できず、思わぬ工数が発生する場合があるので注意しましょう。

【POINT】
クオリティ:デジタル部門があれば安心であるが、専門スタッフがいない場合は注意が必要
コスト: Web制作部分は一般的
スピード:一般的

2.効率よくWeb制作会社を探す-探し方ご紹介


選定条件が決まり、Web制作会社の種類や規模感による特徴を知れば、どのような業態、規模、特徴の会社が適しているのかが見えてくるはずです。
では、実際に設定した条件にあったWeb制作会社を探してみましょう。

探し方はいくつかありますが、以下の3つの順番で探すことをおすすめしています。

2.Web制作会社の探し方のご紹介とメリットとデメリット

①知り合いから紹介してもらう


すでに仕事をしたことのあるかたからの紹介は信頼ができます。
また、どんな風にプロジェクトを進行するのかといったことも、事前に確認できるかもしれません。

〇メリット

  • 検索エンジンなどから探すよりも信頼ができる。
  • 同じ会社内で紹介された場合は、事前に自社や事業のことについて知識があり、スムーズに進行できる可能性が高い。

〇デメリット

  • 紹介してもらった人との手前、お断りがしにくい



②求人サイトから探す


検索エンジンで検索するよりも、求人サイトから検索したほうが、効率が良いってご存知でしたか?
最初から、資本金情報や所在地を絞れるので、最低限条件が合う会社しか出てこないので、ぜひ試してみてください。

〇メリット

  • 資本金や所在地などの基本情報を使った絞り込みがしやすい。
  • 求職者向けの実績や社内の雰囲気が掲載されていることが多く、比較しやすい。

〇デメリット

  • 利用する求人媒体によって掲載されているWeb制作会社の規模感が左右される場合がある。



③一括見積もりサービスで探す


 「Web幹事」「アイミツ」などの一括見積もりサービスを使い、条件にあった会社をマッチングしてもらう方法もあります。
 サービスによっては、ヒアリングから行ってくれるので、初めてのかたは試してみてもいいかもしれませんね。

〇メリット

  • ヒアリングから対応してくれる会社もあり、初心者でも安心
  • 自分で調べる必要が少なく工数が削減できる

〇デメリット

  • 一括見積サービスに登録しているWeb制作会社しかピックアップされない
  • 利用にあたり費用が発生する場合も。必ず確認を!

3.Web制作会社を選ぶ際のチェックポイント-企業のスキルチェック


発注したいWeb制作会社はピックアップできましたか?
ピックアップしたWeb制作会社を選ぶ際のチェックポイントをご紹介します。

面談前のチェックポイント

面談前に発注を検討しているWeb制作会社のコーポレートサイトやサービスサイトを閲覧するかと思います。その際にどのような点に注意して確認をするべきか、かんたんなポイントをご紹介します。

①従業員数

メンバー構成を判断するのに重要な項目です。
プロジェクトの規模によっては、対応する人数が足りないなどスムーズに進まないかもしれません。

創業メンバーの経歴

 年数は大きな要素にはなりませんが、創業メンバーの経歴はチェックしておきましょう。そのWeb制作会社にどの程度の経験があるかを測ることができます。
 たとえば、同じ業界で5年以上実績を積んでいるメンバーが多くいるのであれば、一定水準のスキルはあると判断していいでしょう。

③事業領域

Web制作以外のノウハウがある場合、さまざまな角度からのアドバイスを受けられるケースがあります。
また、プロジェクトの内容と近しい事業をしている場合、基本的な業界の情報などを理解しているはずなのでスムーズな進行を期待できます。

④カルチャーマッチ

プロジェクトと社風がマッチしているかは、必ず確認しましょう。
フォーマルな情報を提供したいプロジェクトなのに、アーティスティックなデザインばかり提案されるなどすれ違いが起こるかもしれません。
 

⑤実績

これまでどんな業界・業種、規模間のWebサイトを制作をしてきたのかをチェックしましょう。プロジェクトの内容に近い実績が多いWeb制作会社なら、スムーズな進行を期待できます。
ただし、実績を確認する際には、そのWeb制作会社がどのような領域を担当していたのかも合わせて確認しましょう。部分的にしか担当していない場合、期待したような提案や進行ができない可能性があります。

面談の際のチェックポイント

実際に発注する前に、必ず面談をすることをおすすめしています。
オンライン・対面などは形式は問いませんが、実際に顔を合わせて会話をしないとわからない部分もあるため、一度は面談を行いましょう。

面談の際は、以下の内容をヒアリングしてみましょう。

質問ポイント 判断ポイント
プロジェクトと類似の事例はあるか 担当領域は?(企画設計、デザイン、コーディング、システム周りなど)
難しかったところは?
その後の成果は?(KPI、KGIなどの達成率)
グロースさせる際のポイントは?
事例がない場合、知見として回答・意見・アイデアが出せるか?
プロジェクトの課題に対する所感 事前にプロジェクト内容を共有する場合:事前に課題の検討をつけているか? 主体性のある会社なのか判断できる
当日にプロジェクト内容を共有する場合:当日の説明から感じた課題を説明できるか? 事前に自社のホームページを確認するなどして、大体の見当をつける能力があるか判断できる
概算の費用とスケジュール 面談中に回答が可能か? すぐに回答できるならそれなりの経験あり。持ち帰って回答の場合は、きちんと期限を決めて回答してくるなら大丈夫と判断していいでしょう。

事前に面談することがわかっているのに、自社の情報を何も知らない・調べていないWeb制作会社は要注意です。
ほかにも、持ち帰った質問に対する回答がなかなかでてこないなどの場合、経験等が不足している可能性があります。

4.Web制作会社を選ぶ際のチェックポイント-担当者のスキルを見極める

発注したいWeb制作会社のめどがついてきましたか?選定条件や過去実績がピッタリなWeb制作会社に発注する場合でも、就いてくれる担当者のスキルが十分でないとプロジェクトの進行に問題をきたすことがあります。最後に担当者のスキルを確認しておきましょう。
注意するべきチェックポイントをまとめていますので、参考にしてください。

自社や業界の知識 訪問の段階で、多少の勉強をしてあるか? 制作進行にあたり、業界の慣習などのレクチャーをするとしても、担当者の理解力や努力を怠るような担当の場合は進行がむずかしいかも。
担当者の経験 プロジェクトの担当メンバーの中に、過去実績の担当者がいるか? 会社に実績があるからと言って、担当者にも実績があるわけではないので注意。
実際にどの部分の役割を果たしたメンバーがいるか? アシスタント業務などサポート担当のメンバーのみの場合、期待したクオリティではない可能性がるので注意。
担当者の個性 性格や考え方などが、自社の風土に一致するかどうか? 一緒に仕事をできるメンバーなのかチェックしましょう。

担当者も人間です。どうしてもそりが合わないなどの問題がでるかもしれません。プロジェクトの内容によっては、1年近く一緒に仕事をするパートナーになります。最初からある程度見極めて、ざっくばらんにオーダーを出しておくといいでしょう。

発注したプロジェクトにメンバーに求める経験やスキルを持っているメンバーがいるのか。どのように参画してくれるのか確認してから、進行しましょう。

まとめ

適したWebの制作会社見つけ方選び方の参考になりましたでしょうか?
実際にプロジェクトが進行しないと見えない部分もあるかもしれませんが、大失敗は回避できるはずです。
ぜひ、ご紹介したポイントを抑えて発注先を選んでください。

制作会社の検索の際はぜひgoodproductionsを使ってみてください。
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【POINT LIST】
1.Web制作会社の種類と傾向を知る
 制作会社の傾向を知り、適した発注先をイメージしましょう。
2.効率よくWeb制作会社を探す-探し方ご紹介
 いろんなアプローチで条件に合う会社を探しましょう
3. Web制作会社を選ぶ際のチェックポイント-企業のスキルチェック
 Web制作会社について、いろんな面からチェックしましょう
4. Web制作会社を選ぶ際のチェックポイント-担当者のスキルを見極める
 これから一緒に仕事をするパートナーです。しっかりと見極めましょう

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